不用品回収で10万円は高い?一般的な相場やぼったくり対策を徹底解説!

不用品回収で10万円は高い?一般的な相場やぼったくり対策を徹底解説!

「引っ越しや実家の片付けで大量の不用品が…でも業者に頼んだら10万円も請求された!」

働き盛りの30代で家族を持つと、引越しや家族構成の変化に伴い大量の不用品が出ることがあります。しかし忙しい日々の中、手間なく片付けたい反面、「高額請求されたらどうしよう」「どの業者を選べば安心?」という不安もありますよね。

そこで今回は、不用品回収の適正な料金相場や悪徳業者の見極め方、そして万一ぼったくられた場合の対処法まで徹底解説します。最後まで読めば、「不用品回収に10万円も払って損した…」と後悔しないための知識とコツが身につきます。

不用品回収を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

不用品回収で10万円はぼったくりの可能性が高い

結論から言えば、不用品回収に10万円という金額は一般的には割高です。もちろん特殊な事情が重なれば10万円以上かかるケースもありますが、1~2人分の普通の不用品処分で10万円はほぼぼったくりと考えてよいでしょう。

実際、一人暮らしの不用品処分は5万円以内に収まることが多く、10万円請求されたらぼったくりと言える水準です。不用品回収の2tトラック積み放題プランの相場は5~8万円程度なので、それで積み切れる量であれば10万円以上かかるはずがありません。

したがって、「電話見積もりでは数万円と言っていたのに、実際には10万円以上請求された」ような場合は、悪質業者による高額請求を疑いましょう

不用品回収で10〜20万円以上発生するケース

通常の不用品回収では数万円程度が相場ですが、以下のような特殊なケースでは、優良な業者でも料金が10~20万円以上かかる可能性があります。

心当たりがある方は、これらの場合は高額になることを覚悟しておきましょう。

ゴミ屋敷のハウスクリーニング

いわゆる「ゴミ屋敷」状態の住まいを丸ごと片付け・清掃する場合です。部屋中が不用品で埋もれているような汚部屋では、トラック複数台・作業スタッフ多数で丸1~2日かかることもあり、費用が10万円を超える規模になるのも珍しくありません。

4tトラック満載レベルの大量ごみを処分するには、人件費や処分費だけでも10万円を超えてしまうためです。このようなケースでは、不用品回収と同時にハウスクリーニングも依頼することが多く、サービスが増える分費用も高額になります 。

ゴミ屋敷状態の場合、できるだけ自分で出せるゴミは事前に分別・処分しておくなど、費用を抑える工夫が必要です。

大型家具・家電一式+階段作業などのケース

家中の大型家具や大型家電をまとめて処分する場合も費用が嵩みがちです。特に2階以上からの搬出でエレベーターが使えず階段で運ぶとなると、作業員を増やしたりクレーン車で吊り下ろす特殊作業が必要になったりします 。

例えば、ソファや冷蔵庫などをクレーンで吊って窓から降ろすような作業には専用車両や特殊機材の手配が必要なため、追加費用だけで数万円かかることも。結果として合計金額が10万円を超えるケースもあるのです。

大型家具・家電が多い場合は、見積もり時に階段作業や特殊搬出の有無を確認し、追加料金を含めた総額を事前に出してもらいましょう。

深夜回収・即日対応など追加料金が発生するケース

不用品回収を深夜や早朝に依頼したり、「今日中に回収してほしい」と即日対応をお願いしたりすると、割増料金が適用される業者がほとんどです 。一般的に、19時以降の夜間回収には5,000~10,000円程度の深夜料金が上乗せされ、深夜早朝の特別対応では2割~5割増しになる場合もあります 。

また土日祝や繁忙期の即日対応でも割増料金がかかるケースも。例えば基本料金5万円の内容でも、深夜対応で+1万円、即日手配料+1万円などと加算されると合計7万円になり、他の条件と重なると10万円を超えることも起こりえます。

時間外の依頼は便利ですが割高になるため、可能な限り通常営業時間内に予約するのがコストを抑えるポイントです。

そもそも不用品回収の料金相場は?

不用品回収の料金は、不用品の量(トラック何台分か)や作業内容によって大きく変動します。ここでは、一般的な回収量の場合の相場を説明します。

居住者の人数による相場

世帯の人数によって発生する不用品の量は変わるため、ざっくりと居住人数ごとの回収費用相場をまとめると以下のようになります。

居住人数不用品回収の料金相場(目安)
1人暮らし(単身)1万~5万円程度(ワンルームの家具家電一式が目安)
2人暮らし(夫婦)5万~10万円程度(1LDK~2DK分の不用品が目安)
3人以上の家族10万円前後(2LDK以上、家族分の不用品が目安)

※上記はあくまで目安です。

物の量が最小限ならもっと安く収まりますし、逆に人数が少なくても物量が多ければ費用は高くなります 。一般的な1~2人世帯なら3~5万円程度で収まることが多く 、3人以上の家族でも10万円以内が目安です。

ただし大家族で大型家具が多い場合などは10万円を超える場合もあります。

トラック積み放題プランの相場

不用品回収業者の多くは、トラックに積めるだけ積んで定額〇円とい「積み放題プラン」を用意しています。代表的なトラック別の積み放題プラン料金相場は次の通りです。

プラン内容(トラックサイズ)相場料金(目安)
軽トラック積み放題(1K・1DK程度)1万~5万円程度
2tトラック積み放題(1~2LDK程度)3万~8万円程度
4tトラック積み放題(2~3LDK以上)8万~10万円程度

例えば、「軽トラ積み放題○○円」と安価に見えても、実際は処分料や人件費が別途加算され最終的に高額になるケースもあるため注意が必要です。

逆に2tや4tなど大きなトラックプランになるとスタッフも複数名含まれていることが多く、一見高額に見えても基本料金・車両費・人件費など必要な費用がすべて含まれた定額である場合が普通です。

いずれにしても、見積もり時にプランに何が含まれているかを確認し、後から追加料金が発生しないかチェックすることが大切です。

10万円以上は注意!ぼったくり業者を見極める5つのポイント

「提示された見積もりが相場より明らかに高い…もしかして悪徳業者?」と感じたら、以下のポイントでその業者が信頼できるか見極めましょう。

また、以下の記事では優良な不用品回収業者を選ぶポイントをまとめています。安全な業者を探している方は、こちらもチェックしてみてください。

他社比較

複数の業者に見積もりを取り、料金やサービス内容を比較しましょう。これは最も有効な自衛策です。同じ条件で3~4社に見積もりを依頼すれば、適正価格のおおよそのラインが見えてきます。ほとんどの回収業者は事前見積もり無料ですから、必ず複数社で見積もりを比較することをおすすめします。

極端に高い金額や逆に不自然に安すぎる金額を提示する業者は避け、適正価格帯の業者を選びましょう。複数比較する手間を惜しむと、そのまま高額請求を受け入れてしまうリスクが高まります。

資格確認

依頼しようとしている業者に必要な許可や資格があるか確認しましょう。不用品回収業者には、本来各自治体から「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。また、家電や家具の買い取りを行う場合は古物商許可も求められます

許可を得ていない無許可業者に依頼すると、違法な不法投棄や高額請求のトラブルにつながりやすく、依頼者も罰則を受ける可能性があります。営業許可番号や古物商許可番号は通常ホームページに記載されていますが、怪しい場合は直接確認を。許可のない業者には絶対に依頼しないようにしましょう

接客対応

問い合わせや見積もりの際の業者の対応も重要な判断材料です。丁寧で親切な対応をしてくれるか、不明点にきちんと答えてくれるかをチェックしましょう。やたら契約を急かしたり、威圧的・高圧的な態度をとる業者は危険信号です。

例えば「今すぐ契約しないとこの価格でできない」と不安を煽るような業者は避けるべきです。また、電話や訪問時の印象で「なんとなく信用できない」と感じた場合も無理に依頼しない方が無難です。誠実な業者はお客の立場に立って丁寧に説明し、こちらの疑問や不安にも真摯に答えてくれるものです。

見積もり無料

見積もりや出張査定が無料かどうか確認しましょう。優良業者であれば、現地見積もりも含め通常は無料で対応してくれます。見積もり依頼を渋ったり、「見積もりには料金がかかる」と言う業者は避けたほうが賢明です。

中には「実際に積んでみないと正確な金額は出せない」と見積もりを出さないまま作業を始め、高額請求する悪質業者も報告されています。また、見積もり後にキャンセルしようとしたらキャンセル料を要求されたという事例もあります。

見積もり料金やキャンセル料が無料かどうか事前に確認し、少しでも不透明な場合は契約しないようにしましょう。「追加料金は一切かかりません」「明朗会計」と明記している業者なら安心です。

口コミ確認

最後に、実際にその業者を利用した人の口コミや評判を必ずチェックしましょう。【Googleマップの口コミ】や【不用品回収の比較サイト(くらしのマーケット、ミツモア等)】には多くの利用者レビューが掲載されています。業者名で検索してSNS上の評判を探すのも有効です。

「対応が丁寧で安心でした」「追加料金もなく満足」といった良い口コミが多い業者は信頼性が高いでしょう。ただし、自作自演のサクラレビューの可能性もあるため、極端に良い評価ばかりの場合は注意が必要です。評判が芳しくない業者や悪い口コミが目立つ業者は避け、総合的に評価の高い業者を選ぶことを心掛けてください。

10万円以上の請求をする業者にぼったくられた時の対処法

残念ながら不用品回収でぼったくられてしまった場合、泣き寝入りせずしかるべき機関に相談・通報することが大切です。

「不用品回収 ぼったくられた 返金」とネット検索する人も多いように、返金してもらえる可能性はあります。具体的には以下のような窓口に相談しましょう。

消費者センター

まず真っ先に相談すべきは、お住まいの自治体の消費生活センター(消費者センター)です。各都道府県・市区町村が設置している公的な相談窓口で、不用品回収の料金トラブルを含む消費者被害全般の相談に応じています。

電話番号は局番なしの「188」(いやや)で、オペレーターに繋がったらお住まいの地域の消費生活センターを案内してもらえます。平日の日中しか対応していない場合がありますが、土日祝は代わりに国民生活センター(国が設置した相談窓口)が対応してくれます。

消費生活センターに相談すれば、担当者が業者との交渉に入ってくれるケースもあり、悪質と判断されれば返金処理が行われた事例も。いきなり警察や弁護士に相談するのはハードルが高いという方も、まずは消費生活センターで事情を説明し、今後取るべき対応を教えてもらいましょう 。

警察

悪質業者とのトラブルが詐欺や恐喝まがいに発展している場合や、消費者センターで相談した結果「悪質性が高いので警察案件」と判断された場合は、警察にも連絡・相談しましょう。

緊急性が高い場合(脅されている、居座られている等)は迷わず110番通報ですが、そうでなければ警察の相談専用ダイヤル「#9110」や最寄り警察署の相談窓口に連絡すると良いでしょう。

消費生活センターや警察などがサービスや価格設定を調査し、悪質と判断された場合には返金対応が行われるケースもあります。

特に高齢者宅などで「無料回収します」と偽って高額請求する業者は各地で問題になっており、警察でも注意喚起しています。被害に遭ったら泣き寝入りせず、遠慮なく警察に相談してください。

弁護士

支払ってしまった高額料金の返金交渉や損害賠償請求を検討する場合は、弁護士に相談しましょう。消費生活センターや警察では強制力のある返金要求までは難しいケースも多く、法的なアプローチが必要になることがあります。

弁護士に相談すれば、契約の無効主張や不当利得返還請求など法的手段による返金の可能性を探ることができます。また悪徳業者との直接のやり取りも、弁護士を通じて行えるようになるため安心です。

費用はかかりますが、請求額が何十万円にも及ぶ場合は弁護士に依頼した方が結果的に得策でしょう。自治体によっては弁護士会の法律相談(初回無料や安価)を案内してくれることもあるので、まずは状況を整理して専門家に相談することをおすすめします。

悪質な業者にぼったくられた事例2つ

ここでは、実際に報告されている、不用品回収でぼったくられた被害事例を2つ紹介します。

事例①::宣伝トラックに高額請求された事例

「ご家庭の不用品を無料で回収します」と拡声器で宣伝するトラックの業者に依頼したところ、作業後に「積み込み代は別だから6万円払え」と請求されたという事例は非常に多いです。

最初に「無料」と言われ安心して任せたら、後から法外な積込料を要求される典型的なケースです。自治体も「無料回収」をうたう業者は利用しないよう注意喚起しています 。

事例②:正確な見積もりをされず高額請求された事例

電話で見積もりをお願いしたら「実際に積んでみないとわからない」と見積もりを拒否された業者にそのまま依頼したところ、作業後に約30万円もの高額請求をされたケースも報告されています。

最初に見積もりを出さない業者は非常に危険で、このように作業後に法外な金額を吹っかけられることがあります。「見積もりを出せない」と言われたら要注意です。

これらは氷山の一角ですが、悪徳な不用品回収業者は他にも「必要のない作業を勝手に行い、その費用を請求する」(例:1回で運べるのに何度も小分けに運んで往復回数を増やす)、「見積もり後に勝手に追加料金を上乗せする」など、様々な手口で高額請求してきます。

少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに作業を中止させて構いません。大切なのは、事前に相場観と対策を知っておき、怪しい業者に引っかからないことです。

10万以下で利用できる優良業者:エコポイント

「高額請求は絶対に避けたい。でも安くて信頼できる業者なんてあるの?」と不安な方に朗報です。福岡で不用品回収を検討しているなら、エコポイントという優良業者があります。

エコポイントなら10万円以下で安心して大量の不用品回収を任せることが可能です。その魅力を4つのポイントに絞って紹介します。

圧倒的低価格

エコポイントはとにかく料金設定が良心的で低価格であり、福岡の地域最安水準の価格プランを提供しています。4,000円から利用できるプランであり、引越しサービスと併用することも可能です。

例えば福岡市内の単身引越しが8,000円~といったお手頃価格で対応しており 、不用品回収についても量や内容に応じて明確で適正な料金を提示してくれます。

しかも料金は明確で後からの追加請求なしと公式サイトに明記されており 、不透明な追加料金の心配もありません。安さと明朗会計で、予算オーバーの不安なく利用できるのがエコポイントの強みです。

見積もり・出張無料

エコポイントでは見積もりや出張費は完全無料です。電話やメールはもちろん、LINEだけで見積もり依頼が完結する手軽さも特徴で、忙しい方でもスキマ時間にサッと相談できます。

しかも即日対応も可能なので、「急いで処分したい」という場合にも助かります 。実際の回収作業前には現地で無料見積もりを行い、最終的な金額をきちんと説明してくれるため安心です。

出張費もかからず、「思っていたより高くなったからやっぱりキャンセル」といった場合もキャンセル料は発生しません。まずは気軽に無料見積もりを依頼できる敷居の低さも、利用者にとって大きなメリットです。

高価買取で逆に収入に

エコポイントは不用品回収だけでなく不用品の買取にも力を入れています。まだ使える家具・家電、ブランド品、おもちゃ、楽器など幅広い品目の買い取り実績があり 、専門スタッフが適正価格で査定してくれます。

例えば使わなくなったゲーム機やベビー用品なども買取対象なので、「捨てようと思っていた物が思わぬ臨時収入になった!」ということも。

実際、エコポイントでは不用品を売ったお金で引越し代金を割引に充当するサービスも行っており 、回収費用と相殺して支払い額を大幅に減らすことが可能です。うまくいけば「不用品回収どころかプラスの収入が得られた」というケースも期待できます。

捨てるだけでなくリユースできるものは積極的に買い取ってくれる点で、非常にお得な業者と言えます。

引越しと併用可能

エコポイント最大の特徴は、引越しと不用品回収をワンストップで依頼できる点です。同社は引越し業務も手掛けており、引越しと同時に不用品の処分や買取をまとめてお願いできます。

例えば引越し時に出た粗大ごみや家具家電を、引越し当日にそのまま回収・処分してもらえるため、別途回収業者を呼ぶ手間が省けます。しかも先述のように不用品の買取額を引越し費用から割引してくれるため 、引越し代が安くなるメリットもあります。

「引越し業者と不用品処分業者を別々に手配する時間がない」「引越し費用を少しでも浮かせたい」という忙しい方・節約したい方にとって、エコポイントはまさに一石二鳥のサービスです。引越し前後の片付けで困っている方は、ぜひエコポイントの引越し+不用品回収プランを検討してみてください。

10万円以上はぼったくりの可能性あり!複数業者で見積もりをとろう

不用品回収において「10万円」という金額は一つの分岐点です。通常の量であれば10万円もかからないことがほとんどであり、それ以上の請求には十分注意する必要があります。

本記事で解説したように、一般的な相場観では1~2人分の不用品処分は数万円程度、3~4人分でも10万円以内が目安です。10万円を大きく超える見積もりを提示されたら、すぐに契約せず複数の業者から見積もりを取り直して比較しましょう 。

以下の記事では、安心して利用できる不用品回収業者をまとめています。不用品を処分したい方は、ぜひ参考にしてください。

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